限定承認とは何か

マイカーローンの契約者が死亡した場合、その契約者の借金がマイカーローンだけとは限りません。住宅ローンや隠れて借りていたカードローンなどもあるかもしれません。

 

不動産や宝石などのプラスの財産はすぐに見つかりその価値も分かりやすいですが、マイナスの財産は契約者も積極的に見せようとはしないので、なかなか見つかりにくいでしょう。

 

もしプラスの財産の方が多ければ相続してもいいが、マイナスの財産の方が多ければ相続はしたくない、そう考えるのが普通です。ただし、財産が確定しない以上、プラスマイナスの損得勘定もできないので、相続するか否かの判断はかなり難しくなりますよね。

 

そんな時、限定承認を利用するといいでしょう。

 

限定承認とは、仮に住宅ローンやマイカーローンなどの借金を相続してそれを返済しても、手元にプラスの財産が残る場合、その場合に限って相続をするという相続の方法です。

 

よって、借金の額の方が多ければ、限定承認を利用していれば相続をしないということになります。

 

これでしたら、プラスの財産とマイナスの財産のどちらが多いのかよく分からなくても、安心して相続手続きを進めることができます。マイカーローンの借金がある場合、他の借金の可能性も考慮に入れて限定承認を利用しましょう。

 

できればこういったことが起こらないよう、マイカーローンは早めに返し終えられるような借り方をしておくと良いです。金利負担が軽い安い金利のマイカーローンで借りるようにしておけば、完済もしやすく負の遺産も残さずに済みます。